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MySQLのデータバックアップと復元方法
MySQLのデータベースは、/var/lib/mysql/以下に、ディレクトリ毎に作成されます。フォルダごと圧縮、解凍を行うだけで簡単にバックアップ、復元ができますが、データベースの容量が大きくなるにつれて破損の可能性も高まります。圧縮ファイルとダンプファイルの両方をバックアップしておけば、信頼性はより高まるでしょう。
ここではMySQLのダンプファイルの作成方法と、ダンプファイルからの復元方法を下記します。
(例)データベース「test1」のダンプファイルを作成(/var/lib/mysql/に保存)
# mysqldump -u root --password=XXXXX test1 > /var/lib/mysql/test1.sql
- 「>」の先にダンプファイルの保存先、ファイル名を記載します。「--password」コマンドを使うことで、cronによる自動バックアップができます。パスワードがファイルに記載されているので、第三者から見られないように注意して下さい。
(例)test1.sqlからデータベースを復元
# mysql -p > create database test1; > exit # mysql -u root --password=XXXXX test1 < /var/lib/mysql/test1.sql
- データベースを予め作成しておき上記コマンドでダンプファイルのデータを入れこみます。ダンプファイル作成時の「>」を「<」に変更することで復元が可能です。復元の際はmysqldumpコマンドではなく、mysqlコマンドなので間違えないようにして下さい。