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- 1 (2008/03/14 (金) 17:00)
ログのローテーションについて
サーバの動作確認と障害対応のためには、ログの取得が必須です。しかし、ログをそのままにしておくと膨大な容量になってしまい、逆にアプリケーション動作不安定の原因になりかねません。そこでログを定期的にローテーションさせる必要が出てきます。
ログローテーションの設定
ログローテーションの設定は/etc/logroteate.confで行われています。ここでは簡単な設定についてのみ触れていきます。
RHL9デフォルトの設定項目
# rotate log files weekly weekly
ログファイルのローテーションを行う期間。daily(1日ごと)、monthly(1月ごと)の指定も可能。
# keep 4 weeks worth of backlogs rotate 4
4世代ぶんのログファイルを保存。
デフォルトの場合1週間×4世代=1ヶ月分のログを保持。
# uncomment this if you want your log files compressed #compress
ログファイルの圧縮を行うかどうか。デフォルトは無圧縮(コメントアウト)
# RPM packages drop log rotation information into this directory include /etc/logrotate.d
各ログの設定ファイルのある場所を指定する。
この場合、/etc/logrotate.dにログの設定ファイルがあることを示している。
# no packages own wtmp -- we'll rotate them here /var/log/wtmp { monthly create 0664 root utmp rotate 1 }
wtmpファイル(ユーザがログインした履歴)の作成条件を指定する。
この場合、
monthly
(1月ごと)
create 0664 root utmp
rotate 1
(所有者root、所有グループutmpのファイルを作成し、1世代ぶん保存。wtmpファイルはlastコマンドで確認できる)