サーバ側の設定の変更
# vi /etc/ssh/sshd_config
ClientAliveInterval 60
ClientAliveCountMax 3
# systemctl restart sshd
ClientAliveInterval: クライアントが生きているかを何秒毎にチェックするかを設定
ClientAliveCountMax: 通信のないままカウントがこの数になると接続を解除
ClientAliveInterval 60
ClientAliveCountMax 3
とすると、60秒毎にチェックして3回通信が無い場合切断(=3分)
ClientAliveInterval 60
ClientAliveCountMax 120
60秒毎にチェックして、120回通信が無い場合切断(=2時間)
SSHとは、Secure Shellの略で、ネットワークを通じて他のコンピュータに安全に接続するためのプロトコルです。暗号化通信により、パスワードやその他の機密情報が盗聴されるのを防ぎます。これにより、Web上で安全にファイル転送やリモートコマンド実行などが可能になります。
SSHの主な特徴:
- 暗号化通信:ネットワーク上の通信を暗号化するため、第三者による盗聴を防ぎます。
- 認証:公開鍵認証やパスワード認証など、様々な認証方式を提供しています。
- リモートログイン:別のコンピュータにログインして操作することができます。
- ファイル転送:Secure File Transfer Protocol (SFTP) を利用して、安全なファイル転送が可能です。
- ポート:22番のポートが標準的に使用されます。
SSHの利点:
- 安全性:通信の暗号化により、安全なリモートアクセスを実現します。
- 柔軟性:様々な認証方式やファイル転送方式をサポートします。
- 拡張性:多くのOSやシステムで利用できます。
SSHの利用例:
- サーバー管理:Webサーバーやデータベースサーバーの管理
- ソフトウェア開発:リモートでのコードの編集やビルド
- ファイル転送:サーバーとクライアント間の安全なファイル転送
- リモートデスクトップ:リモートデスクトップ環境の構築
- VPNとの連携:VPNと組み合わせることで、さらに安全なネットワーク接続を実現
SSHの注意点:
- 設定:SSHサーバーの設定は、セキュリティを確保するために重要です。
- パスワード:公開鍵認証方式を推奨しますが、パスワード認証を利用する場合は、強度の高いパスワードを使用しましょう。
- ポート:標準のポート番号(22)を変更することで、攻撃のリスクを軽減できます。
SSHは、現代のインターネット環境において不可欠な技術です。安全なリモートアクセスを実現し、様々な用途で活用されています。