Chromeで.md(マークダウンファイル)を表示する拡張機能 Markdown Viewer

ローカルファイルを開くのに、ひと工夫必要だったのでメモ。

Chromeの拡張機能 Markdown Viewer

拡張機能「Markdown Viewer」を使うと、マークダウンファイルをChromeで表示することができるようになります。

手順

1.以下のURLにアクセスし、「Chromeに追加」でインストール

https://chromewebstore.google.com/detail/markdown-viewer/ckkdlimhmcjmikdlpkmbgfkaikojcbjk

2.「三点リーダー(⋮)」→「拡張機能」→「拡張機能を管理」→「Markdown Viewer」の「詳細」をクリック

3.「ファイルの URL へのアクセスを許可する」をONにする ※これをしないとローカルファイルを開いても整形してくれない

※Edgeでも利用可能

Dark Mode • Themes • Autoreload • Mermaid Diagrams • MathJax • ToC • Syntax Highlighting

✔ Secure by design ✔ Render local and remote file URLs ✔ Granular access to remote origins ✔ Multiple markdown parsers ✔ Full control over the compiler options ✔ 30+ Themes ✔ Custom theme support ✔ GitHub Flavored Markdown (GFM) ✔ Auto reload on file change ✔ Syntax highlighted code blocks ✔ Table of Contents (ToC) ✔ MathJax formulas ✔ Mermaid diagrams ✔ Convert emoji shortnames ✔ Remember scroll position ✔ Markdown Content-Type detection ✔ Configurable Markdown file path detection ✔ Settings synchronization ✔ Raw and rendered markdown views ✔ Free and Open Source ✚ Full Documentation ✔ https://github.com/simov/markdown-viewer

仕事でドキュメントを作成するとき、Web上で記録と取るとき、ブログを書くときなど、文字の装飾や見出しの設定でマウスを行ったり来たりしていませんか? 「記事の内容を書きたいのに、見た目の調整に時間がかかる……」

そんな悩みを持つあなたにおすすめしたいのが、**Markdown(マークダウン)**という書き方です。

エンジニアが使う難しいものだと思われがちですが、実は**「文章を書くすべての人」にとって最強の時短ツール**なんです。今回は、一度覚えたら戻れないMarkdownの魅力と、今日から使える基本の書き方をご紹介します。

Markdown(マークダウン)とは?

Markdownは、**「記号を使って、文章に『見出し』や『太字』などの意味を持たせる書き方」**のことです。

通常、ブログで太字にするには文字を選択して「B」ボタンを押したり、HTMLタグを書いたりしますよね。Markdownなら、文字の前後に記号を入れるだけ。マウスを一切触らずに装飾が完了します。

なぜMarkdownを使うべきなのか? 3つのメリット

  1. 執筆スピードが爆速になる キーボードから手を離さずに「見出し」「リスト」「太字」が作れるため、書くリズムが途切れません。思考のスピードで文章が書けます。
  2. どこでも使える汎用性 WordPressはもちろん、Notion、Slack、Discord、Trelloなど、多くの最近のツールがMarkdownに対応しています。一度覚えれば、あらゆるツールでの入力が快適になります。
  3. 移植が簡単 Wordなどで書いた文章をブログに貼り付けると、変な装飾がついて崩れてしまった経験はありませんか?Markdownは「プレーンテキスト(ただの文字情報)」なので、ツール間の移動でデザインが崩れることがありません。

これだけ覚えればOK!基本の書き方5選

Markdownの記法はたくさんありますが、ブログ執筆に必要なのは以下の5つくらいです。

1. 見出し

行の頭に # (シャープとスペース)をつけるだけです。# の数で見出しのレベルが変わります。

Markdown

# 見出し1(タイトル)
## 見出し2(大見出し)
### 見出し3(中見出し)
2. 箇条書きリスト

行の頭に - (ハイフンとスペース)をつけます。

Markdown

- リスト1
- リスト2
  - インデントしてハイフンで入れ子にもできます
3. 太字(強調)

強調したい文字を ** (アスタリスク2つ)で囲みます。

Markdown

ここは普通で、**ここだけ太字**になります。
4. 引用

行の頭に > (大なり記号とスペース)をつけます。誰かの言葉や参考情報を引用する際に便利です。

Markdown

> これは引用です。
> 引用の中の文章です。
5. リンク

[表示したい文字](URL) という形式で書きます。

Markdown

[Googleはこちら](https://google.com)

おすすめのエディタ(執筆ツール)

Markdownはメモ帳でも書けますが、専用のエディタを使うと、書いたその場でプレビュー(実際の見た目)が確認できて便利です。

  • VS Code (Visual Studio Code): エンジニアに人気ですが、ライターにもおすすめ。拡張機能が豊富です。
  • Obsidian: 自分の知識をまとめる「第二の脳」として人気のノートアプリ。Markdownとの相性が抜群です。
  • Typora: 書いた瞬間にプレビューされる、非常に美しいエディタです(有料ですが価値あり)。

まとめ:まずは「見出し」と「リスト」から始めよう

いきなり全部覚えようとしなくて大丈夫です。まずは**「見出し(#)」「箇条書き(-)」**だけMarkdownで書いてみてください。

それだけで、マウスに手を伸ばす回数が激減することに気づくはずです。 Markdownをマスターして、快適な執筆ライフを手に入れましょう!